
































自らの過去に由来する様々なイメージ、社会の中での位置付けと思想。 思考する時、頭の中を巡る言葉にできない概念を、敢えて「グラフィズム」と名付けることにした。 その実践の結果の出力物である、卒業制作『グラフィズム』は、4つの制作物から成立する。 ⑴ The 50 Graphics ⑵ The 13 Symbols ⑶ The 13 Moving Symbols ⑷ Graphic Standards Manual *各作品詳細は、PROJECTSから閲覧できます。 この作品群は、筑波大学芸術専門学群の2020年度の卒業制作に於いて、茗渓会賞(銀賞に当たる)を受賞しました。 − 『Graphic Standards Manual』は、『The 13 Symbols』及び『The 13 Moving Symbols』の詳細を記した資料である。 13のシンボルマークの一覧、形態の基になったキーワード、運用方法、書体などを纏めた、A4サイズの冊子として制作した。 シンボルマークは3つのブロックから成り、その組み合わせ方や大きさは基本的に問わないという、極めて単純な規定とした。ロゴ運用に関するリテラシーの有無に関わらず、簡単に使用できる究極的な回答として、細部までルールを定めるのではなく、ルールを設けないことを選択した。 最終ページは赤色の厚紙(プライク)を採用し、強烈な印象を残す。 *制作の詳細は、『The 13 Symbols』 のページをご覧下さい。