


















課題:2020 年に向けて、外国人に日本を良い国と思ってもらえるような新しいサービス、コミュニケーション、モノ、仕組みなどを自由に考えて下さい。 寿司は、日本人誰しもが食べたことのある象徴的フード。何でも画面上の情報で済んでしまう時代に、食は唯一残されたリアル体験。日本の食に注目しておもしろい試みができないかと考えました。 寿司を観察すると、固定のフォーマット(シャリ)と入替可能なコンテンツ(ネタ)の組み合わせという、システマティックな構造が見えてきました。よく考えると、天ぷらやおにぎりといった日本のスナックフードの多くがそのシステムを持っていることに気づきました。そのカスタマイズ性に注目し、店舗として展開したのが「JPN SNACK LAB」です。 客は入店後にiPadでカスタマイズした料理を注文し、ベルトコンベアに乗って届きます。これはフードカルチャーで世界をリードしてきた日本の、未来のファストフード店のかたちです。 【HAKUHODO Design Summer Camp 2018 最終課題作品】 審査員投票、学生投票、双方で1位に選んでいただきました。