






















美大生13人と印刷加工連の6社がコラボレートする部活動「紙部」のメイキングブック。いままでに制作してきた紙プロダクトの制作過程を、学生と印刷加工連の対談形式で振り返る。紙部には僕もメンバーとして参加しているが、今回は、編集長とアートディレクターという立場で制作した。学生も大人も対等に楽しみながら制作している状況が、そのまま表れるものにしたいという思いから、インタビューではなく、1:1の対談に。仕様はなんと、判型と用紙が7種にインクを10色、袋とじという、狂った形に。6つの対談ごとに、判型と紙と文字色が異なり、それを背糊で強引に綴じている。まさに、遊ぶような気持ちでプロダクトをつくっていった過程が、そのまま形になったような本になった。用紙には株式会社竹尾さん、印刷には株式会社サンコー さん、製本には印刷加工連の一員でもある有限会社篠原紙工さんの協力をいただき、実現させることができた。