








筑波に音楽展は、自身の所属する学生団体「つくばミュージックプロジェクト」の歴史を追う展示企画。ビジュアルデザインと会場構成を担当した。 キーワードは「タイムライン」。TMPのもつ熱気と活力を、壁全体をつかった大きな年表に落とし込んだ。最上部の軸は黒のマスキングテープ。数々の写真や記事、発足のきっかけとなった会議の議事録まで、TMPを形作ってきた様々な要素を、あえてラフな貼り方も含めてそのまま提示することを目指した。 複雑になってしまう年表を「学園祭ライブ」と「tonight!(DJイベント)」の2軸に絞り、それぞれにオレンジと紺のキーカラーを割り当ててキャプションなどを制作した。 高い位置にもあえて写真を貼り、脚立を置くことで鑑賞者が主体的に展示空間に関われるような工夫もした。