



紙パッケージの制作(Projects内 Yoshidaya - paper package 参照)と並行し、老舗梅干屋・吉田屋のロゴマークリニューアルを担当した。従来のロゴは、山の下に「吉」の字が置かれたものであったが、そこに込められた上昇志向やシンボルとしての解りやすさを踏まえて、大きな変更は必要ないと判断し、形態のブラッシュアップに留めた。山はよりボールドに力強く、吉の字はより簡潔に作り替えた。一方、従来漢字表記であった社名は、ヨーロッパなど海外での展開を控えていることを考慮し、英語表記に変更。梅干の食感や深い旨味をなぞり、タイポグラフィの造形に落とし込んだ。